2017-05-11 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
さらに不運なことに、ごく一部の地域で行われる予定だった潮干狩りの地域でも貝毒が発生をして、これが急遽中止に追い込まれる。大変厳しい状況に拍車をかけているということです。 何としてでも資源回復をさせなければならないと思っているわけなんですけれども、今長官が言われたさまざまな要因、そしてカイヤドリウミグモの駆除を含め、大臣の決意を述べていただきたいと思います。
さらに不運なことに、ごく一部の地域で行われる予定だった潮干狩りの地域でも貝毒が発生をして、これが急遽中止に追い込まれる。大変厳しい状況に拍車をかけているということです。 何としてでも資源回復をさせなければならないと思っているわけなんですけれども、今長官が言われたさまざまな要因、そしてカイヤドリウミグモの駆除を含め、大臣の決意を述べていただきたいと思います。
実は、先般、十一月の七日でございますが、シンガポール政府の方から返答がございまして、二つの項目がございまして、一つは、輸出を希望する国が自国の貝類衛生プログラムをシンガポール衛生当局へ提出し、審査を受ける必要があるといったこと、それと、このプログラムには、生産海域モニタリングの方法、あるいは、貝毒発生時の対応策、衛生証明書の発行方法等が盛り込まれていることが必要だといったようなことが判明したところでございます
国内での流通には安全シールが要ります、これは貝毒を持っていますので。それまでも模倣していく。この取り締まりが全くできないです。 そして、もっとひどいのは、我々がきれいな箱に入れて輸出したものを、中身を抜いて水漬けして、それをまたもとに戻す。パッケージは本物、中がにせもの、こういうものもあるわけです。
また、貝毒検出問題で日本からEUへの禁輸措置がとられた一九九〇年から二〇〇二年まで、この十三年間で南米産ホタテがEUにおいて席巻をしてしまった、こういうことになるわけであります。 現在、中国を経由してアキサケ製品もEUに行っております。
青森県にももちろん産業技術センターがありまして、例えばその中の水産総合研究所では、陸奥湾養殖のホタテガイの貝毒の研究をされていたり、地域の産業に非常に密着をした研究を進めています。そのセンターでも、やはり基礎研究を進めるには長期的に安定な財源が必要だと訴えられています。もちろん外部財源に頼っていまして、文部科学省からの研究費にも頼っているところです。
四月十五日の委員会で、私はホタテ漁業について質問をして、その際、青森県の海域における貝毒検査の調査のポイントをふやしてほしい、今四、五カ所ですから、もう少し細分化してほしいということをこの委員会で話をしました。そうしましたら、それは県がきちんと科学的に調査をして、データを積み上げて、そして国に要望することが前提となる旨、御答弁があったわけです。
ホタテガイの貝毒の関係でございますけれども、委員御指摘のように、また先回の質疑においても御説明いたしましたように、海流の状況とか、それから貝の毒化傾向の共通性とか、そういった過去のデータに基づいて科学的に定めていく、海域を分けていく、そして調査点を設けていくというのが基本でございます。
食品衛生法におきます有害、有毒なものの取り扱いということで、麻痺性貝毒及び下痢性貝毒の検査法及び規制値が通知により示されております。 その方法でございますが、貝の可食部等の抽出物から調製した試験溶液を複数のマウスの腹腔内に注射いたします。
農林水産省では、水産総合研究センターに委託をいたしまして、平成十五年度から十九年度に貝毒安全対策事業等によりまして、貝毒簡易測定キットそれから貝毒成分の機器分析法の開発をしたところでございます。
御承知のように、こちらの機関はいろいろな基礎研究といいますか、例えば貝毒の原因となるプランクトンの生態とかそういったのが使命であるだけに、その実地的な検査機関としてのいわば器具、機械とか施設、人、こういった体制が整っておりませんので、そういった意味でもまず難しさがあるということが一つでございます。
貝類の養殖にとって重大な問題であるノロウイルス及び貝毒に関してでありますけれども、特にこのノロウイルスは、カキなどの二枚貝が海水中のプランクトンをとって食べて、その際に海水中のウイルスを取り込み体内で濃縮することによって生じるものであって、このウイルスは内臓部分に蓄積されるため、生産段階及び出荷段階での予防策が困難であります。
○中川政府参考人 今先生の方から二つの事柄、一つは貝毒、もう一つはノロウイルス、両方についての研究開発等の現状についてというお尋ねでございました。 まず、貝毒対策でございますけれども、これは、迅速でかつ正確な分析法を開発する、これが一つの課題でございまして、平成十五年度から、貝毒成分を、機械によっていろいろな種類の毒をできるだけ短時間にかつ正確に開発をする、そういう研究を始めております。
漁業者の皆さんのお話では、これだけじゃなくて、このほかに例えば腸炎ビブリオだとか、それからO157だとか大腸菌だとか、貝毒の検査もあると。だから、そういう中でせめて検査費の支援してほしいというのが皆さんの声だったわけです。
貝毒の安全対策につきましても、道の方で実施計画を作られて検査を実施をするという場合につきましては、その支援の対象にはなるということでございます。
それじゃ、それに関連して、北海道のカキの貝毒の問題についてお聞きしたいと思うんです。 貝毒問題が今出ているんですけれども、食の安全・安心確保交付金という中に貝毒安全対策の推進というのがあります。それで、全道的には検査体制の強化を行う方針なんですけれども、この交付金はこれらの支援の対象にはなりますでしょうか。これについて、消費・安全局長。
生態系の問題というと、外来魚の方は、今、ブルーギルだとかブラックバスとか、いろいろな議論が生まれていますけれども、バクテリアの世界でもどんどん今そういう問題が出てきて、貝毒の問題なんかも、一部分そういうあれも騒がれています。 それから、もう一つ、今地球温暖化をしている中で、そういう条件がふえてきているということも心配なんですね。
北朝鮮産アサリについては、平成十六年の五月、我が国の規制値を超える麻痺性貝毒が検出されたことから、我が国に輸入される北朝鮮二枚貝及びその加工品について、すべての輸入届け出に対し、麻痺性貝毒にかかわる検査命令を実施しているところであります。
○鮫島委員 北朝鮮のアサリが非常にマーケットで評価が高かったのは、海がきれいだから貝毒の検査をしなくていいと。生きたまま持ってきて、そのまま生鮮の流通の方に乗るので、非常にマーケットで評価が高かったと思いますが、何か去年から北朝鮮のアサリにも貝毒が発生して、貝毒検査を始めたと聞いていますが、事実関係を教えていただけますでしょうか。
貝毒のあるものもある。これ分からぬですから、我々素人では。それから、この今の問題でも、この部屋におってこれどのぐらいかと言われたって、だれも分かってここにいるわけでないんですね。 そういうものはふだんからやっぱり問題になるであろうとか、やっていない分野について研究したり相談したり、そういうものが省庁横断的にあって、国民の健康だとかそういうものをやったらどうかというお話で、これはこれで今作ったと。
それから、アサリから規制値以上の貝毒が検出されるということが問題になったりしました。カレイの方も、八〇年の千六百五十五トンから一九九九年の千百八十トンへと三〇%も落ち込んでいるということで、こうやって落ち込んでくると一層、とれないということで、漁業行為をしないことによって、また耕すこともされないので、一層汚れてくる。
私のところの一例を言うと、ことし広島産のカキがいろいろな問題があって非常にだめだったんだ、貝毒なんかがあって。どうも、うわさですから、これは信憑性がないかもしれない。夜に広島ナンバーのトラックが来て、三陸のカキの種を買っていって、それで広島産のカキだといって売っているとか、生産者の中からそういう不安や不信が物すごく出ているのですよ。
ただ、熱に強い貝毒だとかそれからサバ毒と言われているヒスタミン、こういうものは熱にも強いわけでございますから、やはり原料のコントロールをしなきゃいけない。 そういったことで、おっしゃるように、新たなHACCPと従来からのアメリカのFDAのレギュレーションとの間にそれほど乖離はないと私は思っております。
もう一つ、窒素や燐の吸収力が高いということで、富栄養化が進むとどうなるかというと、さらに植物プランクトンが発生して、それがアサリとかカキなんかの、貝毒といいますか、貝の毒の原因になるというようなことで、漁業への影響もある。
また、貝毒の検査対象が、EU側は卵の方の検査を要求しているのでありますけれども、日本側はホタテの方を検査しているというようなこと、この辺が指摘されたわけであります。
今回のEUの措置は、本年三月、青森県、宮城県、香川県にある七工場について査察が実施された結果、まず、加工場内にある冷凍庫について査察を拒否されたこと、それから二番目に、一九九〇年四月製造、賞味期限一九九二年四月と印刷された容器包装に入れられた冷凍卵つきホタテ製品があったこと、三つ目に、貝毒の検査対象がEUの要求するホタテガイの卵になっていないこと、四番目に、塩素の過剰使用等衛生管理手法の相違などが指摘
先年、日本から輸出しましたホタテに貝毒が見つかって、一九九二年から二年間にわたって禁止していた輸入を再開するに当たりましての安全チェックということも今度の査察の目的の一つに入っていたというふうに伺っております。
○杉浦説明員 水産庁におきましては、赤潮発生予報体制の確立をしておりまして、字和島湾を含みます宇和海における赤潮の発生予報につきましては、国の赤潮貝毒監視事業の一環といたしまして、赤潮が主に発生いたします夏場を中心にいたしまして、気象、海象、水温、プランクトン等を対象として、週二回、愛媛県水産試験場が調査を実施してきております。
それから、今の農業その他でちょっと私申し上げますけれども、先般、仙台湾の貝毒の問題があり、新聞に出ましたね。広島のカキが毒が出たということが報道されました。海が汚染されているから。岩手県の山田湾で、ホタテ貝の汚染から価格が大暴落をしておる。山田町の五〇%を占める漁民が死活の問題として悩んでおるというニュースも聞きました。